【2024】結局ととのうって何?いまさら聞けないサウナで整う方法&メリット徹底解説

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サウナーがよく使う「ととのう(整う)」という言葉。

今日もととのったー!と言いたいものの、ととのうとはどういう状態なのでしょう?

ととのう感覚はわかるけど、うまく言葉で言い表せない。
ととのうって何なんだろう?

今回は、今さら聞けないサウナ用語の1つ「ととのう(整う)とは?」について、徹底解説していきます。

※この記事の一部画像は公式HPより引用しております

1, ととのう とは?


まずは、サウナ用語の1つである「ととのう(整う)」とは何か?について解説していきます。

①ととのうとは?

「ととのう・ととのった」は、サウナーであれば誰もが使いたくなる魔法の言葉。
いろいろ調べてもいろんなことが書かれていてよくわからない…結局ととのうって何?

昨今のサウナブームの流れもあり、ととのうというサウナ用語1つにしても様々な情報があふれていますね。

「ととのう(整う)とは、サウナ・水風呂・休憩のセットを繰り返すことで得られる、心身ともにとても調子がいいと感じられる状態」のことをいいます。

ととのったときの感覚は人それぞれではありますが、サウナ・水風呂のあとの休憩時に、ふわふわとした浮遊感・体がじんわりと溶けていくように感じる(軽いトリップ感)という方が多いです。

ととのいの最中は深くリラックスしている状態で、ととのいが完了したあとは意識はすっきり・晴れ晴れとした感覚です。

さらに、サウナでのととのいはサウナ中だけではなく、サウナ後も別の効果として現れます。

詳しくは後で説明しますが、脳の疲労がほぐされて頭の中がスッキリと整理されたり、集中力がアップしたり、嗅覚などの五感が研ぎ澄まされたり。

サウナ中だけでなくサウナ後にも、心身ともにとても調子がいいと感じられる状態を実感することができることこそが、本当に「ととのった」状態といえるのです。

②「ととのう」が広まった背景

サウナブームでサ活が広まったころから「ととのう」ってみんな言ってたけど、どうやってその言葉が広がったの?

「ととのう(整う)」というサウナ用語が広がったのは、人気ドラマ「サ道」シリーズの影響が大きいです。

サ道の出演者たちがキラキラした万華鏡のような背景を背に「ととのった~!」というシーンが話題になり、SNSでもバズったりしたのは記憶に新しいですね。

実際はあんなにキラキラした状態が目には見えませんが、ととのったときのなんとも言いがたい気持ちよさ・高揚感をうまく表現したシーンだと思います。

サ道の中ではお決まりのシーン、かつインパクトのあるシーンだからこそ「自分もあんな風にととのってみたい!」と、サウナの沼にはまった方も多いのではないでしょうか。(私もその1人です)

また、脳や体をととのえるために「瞑想(マインドフルネス)」が注目されたことも、ととのうが広まった背景として挙げれらます。

マインドフルネスとは、仕事がどんどん忙しくなり「ハイパフォーマー」が求められる中で、短時間で心身をととのえ仕事効率を上げるための手法の1つ。

アップル創業者のスティーブ・ジョブスや、グーグル等の世界的大企業でもマインドフルネスは取り入れられており、日本でも注目されるようになりました。

このマインドフルネス・瞑想に近い効果を得られるのがサウナの「ととのい」であり、手軽に実践できることからサウナ愛好家が増え、「ととのう」という言葉が広がったともいわれています。

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③なぜサウナに入るとととのう?

ととのう・ととのいについてはわかってきたけど、何でサウナでととのうの?
その理由やメカニズムを教えてほしい!

なぜ、サウナに入るとととのうのでしょうか。

簡潔にいうと、「自然界には存在しない非日常的な状況から命を守る防衛反応」が発生するからです。

まず、自然界には存在しない非日常的な状況とは何のことでしょうか。

それは、サウナ・水風呂のセットのことです。

サウナの温度は約80℃~100℃かつ密閉された空間ですが、そんなところは自然界においては世界のどこを探しても見つかりません。

人間の本能的にも「ここ(サウナ)は危険な場所だ」と脳が判断するわけです。

さらに、高温多湿な場所で体が蒸された直後の水風呂。

100℃近くある高温なサウナから16℃近くの冷たい水風呂へ浸かるわけで、これほどの温度差もやはり自然界には存在しません。

急激な高温からの急激な冷たさにより、脳も体も驚き「このままでは危険だ」と判断されることで、体内では様々な変化が起きます。

急激な温度差から命を守るため、自律神経・脳内ホルモン・血圧・血流など、あらゆる防衛反応を駆使して環境に適応しようとするのです。

サウナ・水風呂のあとは休憩を行いますが、ここで脳と体は「もう安心だ」と判断し、ようやく命を守る防衛反応の緊張から解き放たれます。

この「自然界には存在しない非日常的な状況から命を守る防衛反応」という高負荷な状態が終わることで、脳の負荷がとれたサクサクと軽く動くようになり、血流がよくなったことで体も軽くなる、いわば「ととのう(整う)」という状態に行き着くのです。



2, サウナでととのう方法


ととのいの正体は「心身ともにとても調子がいいと感じられる状態」だったんだね。

じゃあ、どうやってサウナでととのうの?

ここからは、「サウナでととのう方法」について解説していきます。

①サウナ・水風呂・休憩のセット

「サウナでととのう=サウナ室に入ればいいんだ!」と思われがちですが、サウナでととのうためにはサウナ室に入って体温を高めるだけでは十分ではありません。

サウナでととのうためには、サウナだけでなく「サウナ・水風呂・休憩(外気浴)」のセットが基本です。

理由は先ほど「なぜサウナに入るとととのう?」で解説したとおり、サウナでととのうためには「自然界には存在しない非日常的な状況から命を守る防衛反応」を引き起こし、休憩により「もう安心だ」と脳と体に判断させる必要があるからです。

まずは、サウナでととのうためにはサウナ・水風呂・休憩(外気浴)のセットが基本であることを覚えておきましょう。

②ベストな時間・セット数を見つける

サウナでととのうためには、サウナ・水風呂・休憩(外気浴)のセットが基本であることをご説明しました。

次に重要になってくるのが、それぞれの時間と、セット数(ルーティン数)です。

基本的なサウナ・水風呂・休憩(外気浴)それぞれの目安となる時間、セット数は下記の通りです。

基本ととのいセット
◆目安時間
 サウナ:5分~8分
 水風呂:30秒~1分
 休憩 :5分~8分
◆セット数
 3セット

あくまで基本的な目安なので、その日の体調やコンディションで前後しても全然OKです。

体質によってはハードに感じる、物足りなく感じる場合もあるかと思いますので、自分にとってベストな時間・セット数を見つけていきましょう。

③ととのうことにこだわりすぎない

サウナでととのうために大事なことは、ととのうことにこだわりすぎないことです。

「ととのうためにサウナに入ってるのに、何でダメなの?」と思われるかもしれませんが、サウナでととのいたいという想いが強すぎると逆効果です。

ととのいたい・ととのうためにどうしたらいい、と頭の中でぐるぐる考えてしまうと、せっかくのリラックス効果がうまく働かず、サウナ・水風呂による負荷も加わってストレスばかりが溜まってしまいます。

また、いつもよりセット数をこなしているのにととのわないからと無理をしてしまったり、いつもより長くサウナ室に入って熱中症になったり、いわゆる「悪いととのい(危険なととのい)」につながるリスクも高まります。

サウナでととのうためには余計な雑念やこだわり(執念)は捨て、あくまでサウナを楽しむことを目的にしましょう。

そうすれば、きっとととのい側からあなたに寄り添ってくれるはずです。

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3, サウナでととのうメリット


サウナでととのう方法もわかったし、早くととのいに行きたくなってきた!

ちなみに、サウナでととのうと具体的にどんないいこと(メリット)があるの?

ここからは、「サウナでととのうメリット」について、代表的なメリットを厳選して解説していきます。

①脳疲労がとれる

サウナでととのう(整う)メリット1つ目は、「 脳疲労がとれる(頭がスッキリする)」ことです。

サウナに入ると体温が上昇することで血管が拡がり、血液の循環が促進されます。

血流がよくなることで血液中の酸素・栄養が全身に行き渡り、脳にも十分な酸素・栄養を供給できることで、疲労物質を排除する効果があるのです。

また、サウナによる高温環境は、神経伝達物質の変化も引き起こします。

脳内で働くエンドルフィン・セロトニンなどの神経伝達物質が増加することで、心身のリラックスにつながり、このリラックス効果が脳のストレス・疲労を解消してくれるのです。

日々の仕事や生活の中で考えることが多く「頭の中を整理したい!」というときには、サウナのととのい効果は絶大です。

②体が軽くなる

サウナでととのう(整う)メリット2つ目は、「体が軽くなる」ことです。

高温多湿なサウナに入ることで、体温が上昇し血管が拡張、血流がよくなります。

血液の循環が促進されることで、血液内の酸素・栄養は体中の筋肉にも効率的に供給されます。

筋肉がフレッシュな酸素・栄養を受け取ることで、筋疲労が軽減され、筋肉がリラックスすることで体が軽く感じられます。

具体的には、血流の悪さが原因の肩こり・腰痛・眼精疲労などにも効果があることから、サウナでととのうことにより「体が軽くなった」と実感することができるのです。

③仕事力が上がる

サウナでととのう(整う)メリット3つ目は、「 仕事力が上がる」ことです。

サウナでととのうメリットとして、脳疲労・筋肉疲労の軽減や、血行促進・リラックス効果を挙げてきました。

それら効果の副産物として、仕事・ビジネスをするうえで欠かせない能力を高めることができます。

例えば、集中力・決断力。

ごちゃごちゃと蓄積されてきた脳疲労がとれ頭の中がスッキリすることで、脳内を整理するために使っていたエネルギーを集中力へ使うことができ、適切な判断・決断を下しやすくなります。

また、アイデア力・ひらめき力もそうです。

サウナでととのうことにより脳内のたくさんの情報が自動整理(デフラグ)されることで、あれこれと考えていたことがまとまったり、新たなアイデアやひらめきが舞い降りてくる可能性が高まります。

さらには、感情的になったり憂うつな気分になる傾向が改善される可能性もあります。

サウナでととのうことにより脳内に放出されるエンドルフィンは「幸せホルモン」とも呼ばれており、気分を向上させる効果があります。

リラックス効果や血行促進によるストレス・身体的負担の軽減も相まって、精神状態が安定しやすくなるのです。

人の心は複雑で多面的であり、サウナで全て解決できるわけではありませんが、補助的なアプローチとしてサウナは効果的であるといえます。

④睡眠の質が高まる

サウナでととのう(整う)メリット1つ目は、「 睡眠の質が高まる」ということです。

睡眠とサウナのととのいには深い関係があり、ただしくととのうことで質の高い睡眠へつなげることができます。

詳しくは下記記事にて別途記載しましたので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

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まとめ

今回は、今さら聞けないサウナ用語の1つ「ととのう(整う)とは?」について、徹底解説していきました。

この記事が、サウナをさらに楽しむためのヒントになれば幸いです。

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。